既存の建造物彩色が古くなり、既存の絵や文様どおりに新しく彩色しなおします。
かぼちゃ供養で有名な京都市左京区の住蓮山安楽寺様で迎門修復の際、塗られた赤・青・緑の彩色の下からもともとあった彩色が現れました。美しい雲と散り蓮華の文様が美しくよみがえりました。
赤・青・緑の極彩色で塗られた迎門。ところどころ剥がれた彩色の下から以前に彩色されていた散蓮華や雲の見事な文様が発見されました。
ところどころ割れた彩色の下に、もともとあったと思われる彩色がのぞいていました。今回、上の極彩色の彩色を剥がしたところ、以前の雲や散蓮華の見事な彩色が出てきました。 今回は、その以前の彩色を元に、新しく復元を行いました。
赤の彩色が剥離している部分から、散蓮華の一部が見えています。